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家でよくBBQをするので、使い終わった炭の処分にはいつも困っていました。火消し壺で空気を遮断することで、安全に消火できるようになり、また水などで消火した場合と異なり、再利用も容易なのでとても助かっています。若いて言うならば、もう少し容量が大きいと便利です。

人生の縮図。船の上を一生出ない天才ピアニストの話。彼の一生を幸せか不幸せと考えるか。心にのこる映画。

【よい】炭の火消しが出来る。ツボで消した炭を「消し炭」と言い次回の着火の際使うと火が起きやすい。【わるい】しばらく熱くて持てない。沢山は入らない。自宅で使うので特に気にならないのですが、炭が鎮火してしばらくは熱くて持てません。なので外出先の場合すぐには車に乗せることが出来ないでしょう。

あるトランペット奏者の回想から物語は始まります。豪華客船のピアノの上に捨てられていた生まれたての赤ん坊・・・設定も撮影効果も十分にドラマ的であり、監督もよく構想を練り上げており、多数の重要な細部まで注意が行き届いています。この赤ん坊が幼少にして船内で美しい曲を初めてピアノ演奏する場面も劇的であり、“実の母親は優秀なピアノ演奏家であっただろう”と周囲に容易に推測させるだけでも抒情的ですね。凡庸な監督だったら、主人公の成長等に時間をさくのですが、トルナトーレ監督はみかけだけ物語風にして、実際は架空の天才ピアニストを通じて世界とは何か、生きるとは何かを鋭く視聴者に問い詰めています。どんな曲を演奏するか、楽譜が読めるか、そんなことなど彼の根源的な問いかけの前には意味もありません。ただ、主人公が俗受けする演奏から、突如“暴走”して、独創的な演奏にしばしば移る場面が幾つもあり、結果的にそれはジャズの濫觴（らんしょう）となるのではないかということで、当代の著名な黒人ジャズピアニストと演奏対決となる場面があり、これが大変面白い。タイの名作｢風の前奏曲｣と部分的に全く同じです。また両ピアニストとも演奏上手なだけに誰でも圧倒されてしまいますね。　　船内に孤児として生まれ、育ち、国籍もなく、無名の天才ピアニストとして一生を船内で終えるだろうから、最初不幸な人と考えやすいのですが、この作品を鑑賞しているうちに誰もそう思わなくなります。何か制限があった方が逆に才能は深まりやすいし、最後の場面で「ピアノの８８個の鍵盤の枠内で演奏家は無限のことができる、ニューヨークという無限の中では逆に有限になってしまうのではないか」と恐怖を正直に主人公が告白しているのは印象的でした。臆病と言ってしまえばそれっきりですが、監督は主人公の通俗的な勇気の有無を問題にしているのではなく、世界の存在そのもの、聖俗の境界を問題にしています。単に生き長らえるだけだったら陸に上がり生活するのが一番賢明ですが、よりよく人生を全うするには船しか主人公にはないと判断し、しかも爆破される船でもよいのです。多くを与えられすぎた人が幸せとは言えない、わずかでも純粋に生きた人が幸せだというエンディングが、物語の抒情性に深い哀愁も伴わせています。作中における万物への生成流転観は(源氏物語と比較して）かなり弱いとしても、回想という手法のおかげで刹那（せつな）性・事象崩壊性は出ており、｢もののあはれ｣まであと少しです。　なお、この監督には東洋趣味は表立ってはないようですが、船上にいる日本人らしき婦人が事故で亡くなった主人公の養父が海に埋葬される直前、葬送曲を聴く主人公に一言｢おんがく｣とささやいたのは印象的であり、作中で唯一の日本語でした。日本人から見た本作は｢月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。舟の上に生涯をうかべ｣をすぐに思い起こさせ、しばしば舞台となる船内のピアノ演奏付の最高級レストランは李白の「而浮生若夢　爲歡幾何　古人秉燭夜遊　良有以也」そのものですね。主人公は船しか知らなかったとしても、豪華客船は当時の富裕層の歓楽社交場であり、人生の縮図でもあったようです。

おもしろい設定なのに活かしきれてないあと「海の上の…」って言うタイトルなのに海をCGで描いたから許さん　潮の匂いがしないピアノで船の中を滑るシーンとか白目でへそで茶沸かしたわ窓越しの女の子に向かってピアノ弾くシーン以外はカットで

生涯のベスト級の一つと評してる方がいらっしゃいますが、まったく同意見です。私の１番好きな映画は『ライフイズビューティフル』なのですが、それに並ぶくらい心打たれました。両者に共通するのは、世間とは隔離された異世界の中にあっても、大切なもの、ユーモアを忘れない主人公の純粋さと強さかなぁ。そしてなによりピアノが素晴らしく、ＢＧＭとして流しているだけで、家事をしながら船上パーティーに参加しているような錯覚を覚えます。１番好きなシーンは、コーンと1900との出会いのシーン。あの場面は、1900の世界にトリップするワープのような、不思議の国アリスで言えば小さな扉のある小部屋のような役割に思えます。あのシーンを見たあと、すっかり1900の世界観に入り込んでしまっていました。そしてラスト･･･これはアイデンティティの物語なのだと思います。

うーん小さい

さすがニュー・シネマ・パラダイスの監督・ジュゼッペ・トルナトーレと音楽・エンニオ・モリコーネの作品だ。生涯船を降りることのなかったピアニストの数奇な物語だが、そこにトランペッターとの友情、むくわれぬ恋、そして素敵な２０世紀初頭のジャズがからむ。特に、船の揺れとともに動くピアノでの演奏シーン、そしてジェリー・ロール・モートンとのピアノ演奏対決は、カメラを自在に動かし、切り替えた巧みな撮影・編集で極上の名場面に仕上がっている。しかし、ニュー・シネマ・パラダイス程泣けて仕方がないという映画ではない。女性との出会いと別れの場面が少なく、そのせいか主人公が最後まで下船を拒む理由が今一つ共感し難い。レコード原盤の行方も途中が省かれている。イタリアで公開されたオリジナル版は１６０分。日本劇場公開版・ＤＶＤ版は３５分カットされている。きっとその３５分も観ることができれば、納得のいかなかった点も解消し、より感情移入できるのではないだろうか。ピアノによるテーマ曲演奏だけでなく、ロジャー・ウォーターズの作詞・歌、エドワード・ヴァン・ヘイレンがギターのエンディング・テーマもお聴き逃しなく。

七輪の消火用に購入しました。至って普通の蓋つきの陶器の壺です。今までは、水をかけて強制消火して炭を無駄にしていたので、今後は着火用に消し炭を使えて便利になりそうです。当方は、基本的に七輪しか使わないので良いのですが、大型のバーベキューコンロを使う方なんかは確実に容量不足になるでしょう。まぁ、消壺は空気を遮断することで消火するので、大きすぎても難ありですが…送られてきたAmazonの箱とテニスボールを比較対象用に写真を載せておいたので、参考にして下さい。丁度良いと思う方にはありがたい商品だと思います。